科目別の難易度2

通関士試験の試験科目は、①通関業法、②関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法、③通関書類の作成要領その他通関手続の実務の全3科目からなるわけですが、本ページでは、そのうち「関税法、関税定率法等」科目の難易度と攻略法について検証してみたいと思います。

法律科目である点は「通関業法」科目と同じなのですが、ここで取り上げる「関税法、関税定率法等」科目は、学習内容がより個別具体的である点が特徴的です。

まず、関税法というのは、関税の決定方法、支払や返金の方法、そしてこれらの手続きを円滑に行うために必要な事柄などを定めた法律のこと。一方の関税定率法の内容はもっと実務的で、実際の関税の計算方法などについて定めた法律になっています。

実は、この科目で出題される法律は、関税法と関税定率法だけではありません。科目名にもある外国為替及び外国貿易法、そして関税暫定措置法を始めとした関税に関する法律も試験範囲になっています。この試験範囲(=学習範囲)の広さが、「関税法、関税定率法等」科目の難易度を引き上げていることは間違いないでしょう。

次に、試験時間や出題形式などの観点から、この科目の難易度について検証してみたいと思います。

試験科目 試験時間 選択式 択一式 計算式 選択式・計算式
②関税法他 100分 35点(15問) 15点(15問) - -

通関士試験全3科目中、「関税法、関税定率法等」科目の問題数は最多で、試験時間も最長です。試験時間も後半にもなると、集中力が途切れてイージーミスが多くなる点も、この科目で点数が伸び悩む大きな要因のひとつになっています。

その意味では、「通関業法」科目では解答スピードすなわち瞬発力が求められるわけですが、この「関税法、関税定率法等」科目では、2時間近く集中し続けることのできる、肉体・精神両面のスタミナが必要になってきます。

そんな「関税法、関税定率法等」科目の攻略のカギは、日頃から、試験本番を想定した問題演習を行うことです。
具体的には、実際の試験時間と同じく100分ぶっ通しで問題演習を行い、後半になっても集中力が途切れないよう習慣づけておくことが、非常に重要になってきます。

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